今回はPS5の純正コンの初期不良なのかは分かりませんが、ぶっ壊れたので分解して直した際の出来事です。
・その日事件は起こった
それはいつものようにデータを全消去したボダラン3やディアブロ3をいつものようにレベリングしながらプレイしていた時の出来事でした、射撃ボタンであるR2トリガーが押されっぱなしになり戻らなくなる不具合に遭遇。
ちなみにPS5のコントローラーはこれが2台目で、1台目は完全な初期不良のドリフト現象が治らなかったので、修理に出すのも面倒だったので起動用&2Pプレイ用の予備として放置していました。
・不具合の現象はR2トリガーが戻りが弱くなり、押し応えが軽くなる。
PS5のコントローラーの不具合はトリガーといい、スティックとこれで両方遭遇したことになりますが、今回のR2トリガーに関しては戻りが弱くなり、押した際の感触が軽く、若干プラプラしボタンが押されっぱなしになると言ったもの。
今までは特に何も問題なく使えており、明らかに物理的な故障っぽかったので、分解して見てみることに。
・原因はR2多用によりバネが折れてました。
とりあえず分解動画などを見ながら、順番にバラしていき、予備知識ではトリガー関連の不具合はバネかアダクティブトリガーのギアに問題があるか、接点部分のパットに問題があるなどが大体の模様ですが、トリガー部分の分解は自分には大変そうなので、ギア部分なら大人しく買いなおそうと思っていました。
とりあえず基盤部分手前まで分解しトリガーを見てみると、綺麗にR2トリガーのバネが折れていました。
コントローラーのバネってこんな簡単に折れるものなのかと思いましたが、交換で直せそうだったので、もう1台のドリフトが治らない方のコントローラーも分解し、こっちからバネだけ移植すれば治りそうだったので両方ばらすことに。
両方ばらして並べた図。
・バラし方など
バラし方は左上の黒いスティック周りのプレートをマイナスドライバーなどを入れて外し、R1とL1ボタンもマイナスドライバーを差し込みテコで外していきます(LRボタンは勢いよく飛んでいくので注意)
外したLRとグリップ下にネジ穴が4本出て来るので精密ドライバーなどで外し、マイク横のツメをマイナスドライバーで外してから前後2つに分解。
コントローラーのトリガーを横から見た部分。自分が故障してたのはバネ部分だったので基盤を外すこともなく、ピンセットとドライバーでバネを押さえながらはめ込むだけで治りました。
・組み立てて完成
今回はバネの交換だけなのであとは組み立てて完成です。
ドリフトコントローラーはこれでバネが無くなってしまったので、不具合まみれのコントローラーになりましたが、メインで使っているコントローラーは治りました。
今回の故障に関してはボダランなどのR2の射撃やメインスキルなどの多用によるバネ摩耗が原因によりバネが折れたのではないかと思っています。今の所2台目のコントローラーはドリフト現象が起きていないので、これで次壊れたら別カラーのコントローラーを買おうと思っています。
余談ですが自分が使っているPS5コンは近所のTUTAYAで売っていたALLONEのシリコンカバーとアシストセットを装着しています。
PS5のスティックは微妙に中央が高めに盛り上がっているので、気に入らなかったので購入して装着したら意外といい感じになりました。
基盤まで分解必須だったら、ついでに振動モーターも外そうかと思いましたが必要なかったので今回はパスしました、これで深刻な壊れ方したら買い直さなきゃいけないですし、ハンダ付けなどの専用器具や知識も無いのでさすがに怖いので辞めました。
昔のPS2コンなどは2つに外したらモーター部分を線から引きちぎるだけでしたが、流石にPS4からは複雑な構造になっている上、値段も安くないので下手な事はできないです。