今回は聖剣伝説3トライアルズオブマナのレビュー評価とプレイ感想などの紹介です。
聖剣伝説3トライアルズオブマナのレビュー評価
公式サイトや公式の情報など
・公式サイト https://www.jp.square-enix.com/seiken3_tom/
・公式トレーラー
・公式Twitter
『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』発売!
ようやくこの日を迎えることができました。
ぜひプレイしていただけたら嬉しいです✨そしてそして!発売を記念して、ラビの絵文字が期間限定で登場します!!#聖剣3ToM をつけてツイートしてくださいね♪https://t.co/CNb8lFGdYu pic.twitter.com/QkPql89m7Z
— 聖剣伝説 -公式- (@Seiken_PR) April 24, 2020
良かった点
・戦闘システムの大幅変更と成長システムの変化
今作品のリメイク版から新しく導入されたシステム。
戦闘&移動は主にシームレス+MAP切り替えのUIに変更。最近のリメイクRPGの主流とも言えるシームレス化。
成長システムもやや変更が加わり、スキルなど新しいシステムも登場しているので、原作プレイ済みでも新感覚で楽しめる作品になっている。
結果的にみるとリメイクの2のようにシステム流用ばかりだとアレなので良かったと感じました。
技の演出は一見するとテンポが悪くなったようにも思えるが、設定により変更可能に。
・その他色々遊びやすくシンプルに変更されている。
他にもショートカット機能や作戦UIの見直し、新機能のLOMで登場したサボテン君など新しい要素もある。
ショートカットは良く使う道具など4種詰め込めるようになり、一々リングコマンドを開かなくても使える様に、技もショートカットから使用するので比較的テンポは良い方です。
各キャラごとに作戦は回復アイテムも自動で使用することができるようになり、使用頻度もバーで特技、必殺、アイテムと調整が可能になり、AIも自動でアイテムと特技を使用できるようになったのは大きい変更点。
新しく追加されたのは育成ポイントはレベル上昇時ではなく、好きな時にポイントを振れるように変更。また使用したポイントによりキャラ毎にスキルを習得する。
原作ではステータスポイントの種類は8種類だったが5種類に変更された。
・ミニイベントを含む会話のバリエーション+フルボイス
会話のセリフは原作同様にPTにいるメンバーによってセリフや会話イベントが細かく変化するのですが、これらを含め全てボイス付きになっているので、各キャラのボイスを古ボイスで楽しんだり、ゲームの周回性が増しており2~3周くらいは飽きずにプレイできます。
特定のキャラの組み合わせじゃないと言わないセリフだったり、イベント展開が少々変わったりしますが、これらの細かいイベントもフルボイスで流れるので、声優さん達は中々の苦労と量をこなしたんだろうなぁと思わせてくれました。
・新機能の追加&サボテン君、クリア後要素など
良かった点かと言われると微妙ですが、遊び方の選択肢が増えるという意味では良かった点かなと言う所、ややファン向け要素。
特定のフィールドにいるのを見つけた数に応じて、色々貰えるというコレクション要素。
あとは多少ネタバレにもなりますが今作品の新要素でクリア後要素もあり、クラス4の存在も公式から発表されています。
・最低2~3回遊べる周回性
今作品の最大の魅力は原作同様にキャラクターが6人に対し、選べるキャラが3人と言う点。
これにより2週目は1周目で使わなかったキャラや主人公にすることにより、終盤のシナリオが大きく変化したり、クラスチェンジを別の選択肢にすることにより全く違う環境でプレイできるのが一番の魅力である。
またクラスチェンジはリセットが可能。
・データのセーブ枠が大量に増えました&オートセーブ
個人的には地味にうれしかった点、原作ではセーブは3か所しかなかったので、他のクラスチェンジやキャラなどをプレイしたい場合は、セーブデータを消すか、ソフトをもう1つ購入するなどしなければいけなかったが、その心配はほぼ解消された。
セーブデータ数はPS4版は10枠に増量。あらかた大半の組み合わせで最低10周は遊ぶことが可能に。ちなみにゲームデータサイズは10Gちょっとなので容量もお手軽サイズなのも結構魅力である。
今ではRPGでは結構当たり前の機能でオートセーブはエリア切り替え時と女神像を調べた際に記録される。
気になった点
・ややクオリティ不足
これは聖剣2のリメイクを意識している事や元々の原作がSFCという事もあり、ややグラフィックやセリフ回しのテキストは古く感じます。
自分もですがファンや原作をプレイしている人はあまり気にならないかもしれませんが、完全に新規でプレイする人にとってはやや古臭く感じると思われます。
まあ代わりにゲームデータの容量が小さい方と言う意味ではいい点とも言えるが。
・難易度は優しい
結構敵やボスの歯ごたえが無いというのがあります、いい点としても悪い点としても上げられるので、賛否両論だとは思いますが、自分は気になった点として挙げておきます。難易度設定などがあればよかったかもしれません。
敵の技や呪文は回避できるようになったので余計にボスなどは優しく感じ、操作キャラ一人でも倒せるくらいです。
今の所プレイしていて気になっているのはこんなところです、元々原作を20周以上プレイしているくらい好きなので、原作の再現という事もあり、あまり気になっている点はありません。
感想など
・面白いかと言われたら面白い
面白いか面白くないかと言われると、普通に面白いですが、FF7リメイクをプレイした後ということもあり、やや戦闘面やグラフィック面で物足りなさは感じましたが、クラスチェンジや周回性という点では聖剣3TOMの方が面白いと思いました。
・聖剣2リメイクと比べてみて思ったこと
また聖剣2のリメイクが、システム流用の手抜き作品感が凄かったので今作品では個人的な高感度が上がっています。とは言っても聖剣2のリメイクもプラチナトロフィーを取るまではプレイしていました。
聖剣2に比べたらかなりパワーアップしているので聖剣2でガッカリした人も新しい気持ちでプレイできると思います。
・点数など
点数を上げるとすると8.5点と言ったところ、個人的にはファンという視点で9点でもいいですが、完全新規だったり、やや古臭く感じるという点を考慮すると8.5点かなと言う感じです。
周回プレイが好きな人や、グラフィックにあまりこだわらない人、戦闘の難易度がやや緩めが良いにはお勧めです。こういった点を考慮するとPS4よりswitchの方が携帯性もあるので向いているかもしれませんが、自分はあくまでPS4派です。