サモケンのゲーム日誌

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レビュー 地球防衛軍6

[地球防衛軍6]レビュー評価、5と比較すると微妙に粗が目立つが、普通にプレイする分には神ゲーな作品

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今回は地球防衛軍6のレビュー評価やプレイの感想など、地球防衛軍5と比較してクリアした上での感想が中心とした記事となっております。

 

地球防衛軍6のレビュー評価や感想など

公式情報など

・公式サイト d3p.co.jp/edf6

・公式PV

 

・今作品について

今作品は地球防衛軍シリーズの6に当たり、ストーリーとしては5の続きに位置する作品になっている。

また1と2はストーリーが繋がっており、3と4もストーリーは繋がっていて2作品ごとに話が変わると言った形式。

ジャンルはTPSシューティング。発売日は2022/8/25 販売プラットフォームはPS4/PS5のみとなっている。DLCのシーズンパス有り。PS4版からPS5版へのデータ引継ぎ対応。オンラインのプレイはPS Plusが必要

将来的にSwitchやsteam版でも出そうだが、Switch版はまだ4もまだ販売していないので数年後になりそうではある、下手するとSwitchの次の機種で出る可能性すらある。

steam版も販売した現在の地点での発売日は未定。

 

良かった点など

・地球防衛軍5のシステムを据え置きに強化した部分

5をベースとしたシステムを強化し、追加の新システムでバックパック機能と新しい武器系統の追加、主にレンジャー、ウイングダイバー、エアレイダーの強化が施されている。フェンサーは据え置き。レンジャーの取り回しはかなり良くなっており、エアレイダーはドローン系武器が追加され、ウイングダイバーは火力がさらに強化された反面、飛行回りは5の時が強すぎたため若干下方修正されている。

他には段差乗り越え機能が追加されたが、個人的にこれは引き撃ちしてる際に邪魔になる場合もあるので微妙なライン、役に立つときも多少はあるが。

ミッション数は150近くまで増え、武器種も5の基準にしたものから追加された物を加え、ボリューム面ではかなり増々になっている。

またストーリーも5の続編という事ではあるが、6単品だけでも十分に分かるように配慮されている

逆に言うと5をやっている人にとってはやや賛否が分かれる部分にもなっている、詳しくは下の気になった点にて説明しています。

 

・中毒性とボリュームが相変わらず高すぎる

今作品を知らない人にとって今作品の魅力はと言うと、まずは無双系シリーズに近い爽快感と武器の高ランク品とアーマーを拾うと言ったシンプルなハクスラシステム、次に尋常ではないミッションの数と、クリア後にもさらに高い難易度や全4種になる兵種で遊ぶと違った面白さが分かると言うもの。

単純計算で全ミッション(約150ミッション)+難易度+4兵種クリアを目指すと200~500時間はかかる計算となり、クリアと武器集めだけでも異常なボリュームとなっている。

ぶっちゃけこれ以上ないくらいこれだけの要素で今作品の面白さと魅力の全てを担っていると言っても過言ではないほどの中毒性と手軽に遊べる感がある。

この記事を執筆した段階でもすでに200時間を超えておりこれでもまだ全体の60%までしか終わっておらず、100%まで目指すとそのボリューム量は異常クラス&中毒性があると言える。

 

・オンラインについて

またオンラインでは同じ難易度でも敵が一気に強化される+武器とアーマーにも制限がかかるため(制限付きの場合)オフではできない4人プレイと制限があるので、ギリギリな緊張感と連携を重要視した立ち回りを味わうこともできる楽しさがある

またどうしてもクリアできないミッションなどはオンラインでクリアするという手もある。

・オフラインの協力プレイ(画面共有)について

オフラインでは画面分割で2人プレイまでだが、武器やアーマーの制限もなく身内と2人で比較的楽に攻略できると言った面もあり、これはこれで違った連携や戦略性が出て来るので楽しい

 

気になった点など

・ストーリーはこれまでのシリーズに無い斬新さがあるが、ミッション自体のカサ増し感が凄い

ストーリーは過去作品に比べてそれなりにストーリーは組んであるが、それに伴い焼き増しミッションの数が非常に多いというのは気に掛かる、時間軸と言うと多少ネタバレにもなるが、時間軸が同じミッションを何度もやるというのは非常に疲れる上、2回までならわかるが4回以上も同じセリフや配置がちょっと変わっただけのミッションをやるたびに結構精神的にきつくなってくるものがある

しかも追い打ちをかけるように5のミッションも非常に多く、5で散々やったミッションをまたやるのかっていう感じもあり、逆に5をプレイした事が無い人の方が今作品は楽しめるんじゃないかと思うくらいである

正直時間軸の説明だけならサクッと焼き増しミッション2周だけにして6のオリジナルストーリーをもっと詰めてほしかったという思いがかなりある、オリジナル展開はいつになるんだくらいの展開の遅さ、分かる人には分かりやすい例えでハルヒのエンドレスエイトでも見てる気分になると言う感想。本当に盛り上がるラストのオリジナル展開はラストの十数ミッション位である。

 

・最高難易度突入する際の最低限のアーマー集めがやや苦行

これはシンプルに下のオンラインのクリア状況が共通になったことからによるバランス調整と5でアーマー上昇量が高すぎたことによる変更だと思われるが、いかんせん調整ミス感が多少ある。上昇量は4に最も近い。

5では意識してアーマー稼ぎをした記憶が無いが、最高難易度突入時にはレンジャーのアーマーは7000以上になっていたの覚えているが、今作品はアーマー1個取得時の上昇量が大幅に減少したため4兵種のハードを一通りクリアしても2000~3000程度と言う状態だったため、意図的にアーマー稼ぎを強いられることになった

 

・ミッションのクリア状況がオンラインとオフラインで共通

こちらも上の続きになるが、5ではオンラインとオフラインのクリア状況が別々だったのが今作品では共通に変更

ここは非常に賛否が分かれるところであり。

1.身内や知人などにより画面共有プレイが出来ず、ソロクリアが難しい人にとっての最終手段として、クリアが出来ないミッションだけオンラインでプレイすればとりあえず上手い人が3人集まればやや寄生プレイになるが、ALLクリアは出来ると言う賛成意見。

2.共通になったことでもはやオフラインorオンライン両方やる意味が無いと言った、どちらかクリアして埋めて行く派の否定意見。

3.単純にオンラインとオフラインで2倍遊べた楽しみが半分に減ったと言う、やり込み派の否定意見

4.5では別々だったことによりクリア埋めする時間が異常にかかりすぎて、消化作業がとにかく面倒すぎて途中で投げた派と言う賛成意見

個人的に思ったものを否定と賛成を2種づつ挙げてみたが、どれもどれかなと言う所。

 

・地球防衛軍5は120ミッション近くあり、別々になっていることで難易度×オン.オフの2種の合計10難易度分埋めなければいけない反面、代わりに数をこなしてクリアしていけばとりあえずアーマーも自然に増えていく+オンラインの面白さと言うのもあったので、稼ぎプレイをしなくても自然に遊べたというのは大きかったが、5はプレイ時間も500時間以上やっていたのも事実で、オンとオフのクリア埋めは圧倒的に5の方がきつい。これをプレイした全員が受け付けるのかと言う所。

 

・反対に今作品はと言うと、150ミッション×5難易度分(最速3難易度)で終わる事もあり、クリア状況埋めは早い分、アーマーの上昇量減少も合わさり同じミッションを意図的に回さないと最高難易度攻略が物理的にきついという状況が結構ある、確かにクリア時間に比例して達成率の上がり方は早いが、ソロで1回最高難易度をクリアしてしまうとオンでやる意味もあまり無いというのも事実で(またはオンだけの逆パターン)自分はこれに当たり今作ではほとんどオンでプレイする機会が無かったのも残念と言う意見です。

更に逆を言えば、オフでやり尽くしたらオンラインでやりたいならオンラインはオンライン専用のセーブデータを作って遊べばいいじゃんという事にもなるか、アーマー稼ぎの時だけ周回用のミッションをオンラインでやるというのもある。または最初でイージーから1難易度づつ埋めていきクリア回数を重ねていくか。

 

・物理エンジンの挙動が地球防衛軍5より荒い

これは非常にシンプルで、5の時も多少はあったが敵だったりプレイヤーが吹っ飛んだ際などの挙動が異常に荒ぶる時、回転し続けて動けないや障害物にハマる、乗り物の挙動が異常+敵に乗り上げるなどが多々ある

これは今までのシリーズにもあって、色々変更が加わったりした結果だと思われ、地球防衛軍シリーズがシンプルシリーズだったことや、ノリがギャグ調だったことにより面白いから許されてた感があるが、普通のゲーム基準で考えると結構やばい挙動する物が多い。

特にやばいものなどがこちらで、動けない&挙動がカオスな物を上げるとこんな感じのものが多々起こる。

 

・アイテム自動回収について

これは昔から言われている1つのシステムで実装されていないものであり、特にアーマーの自動回収システムは無いのかと言う点で、開発側は意図的に意識して拾うようにしてレベルアップを図ると言った点を主張しており、強化の必要性が無いなら拾わずにクリアだけを意識することもできると仰っている

個人的に今作品に限ってはこのシステムは正直いらないと思っており、ましては今作品の様にアーマーの上昇量がかなり低く意図してアーマー稼ぎ作業をしなければいけないというのであれば、自動取得機能や、デジボク地球防衛軍の様にミッションクリア時に難易度補正×固定値上昇のシステムを取り入れたほうが良いように思う

1~5までは別に手動拾いでもいいと思うが、今作品に関してはマジで拾い作業+アーマー稼ぎミッションを回す作業は苦痛に感じたのが個人的感想です。

 

プレイ後の感想や、現在のプレイ状態や点数など。

今回は地球防衛軍のレビュー評価や感想などを上げていきましたが、今作品を一言で言うなら「普通にプレイすれば神ゲー、粗を探すと良ゲー」と言う感じかなと。

またゲーム性が滅茶苦茶シンプル&ボリュームなので、単調な無双作業やゴミ拾い、虫や昆虫などや体液、グロイ描写が苦手な人は合わないかなと言う作品です。

まあグロ描写に関してはそもそも画質は上がってるにしてもポリゴン自体は非常に荒く、ノリがギャグみたいなもんなので可愛いもんだとは思われますが、それもきついという人は防衛軍シリーズは無理かなと、割とシステムも令和のゲームとは思えん平成初期のゲームをそのまま持ってきたようなシステムであるのも事実だし。

・点数など(個人的には9点、全クオリティを加味すると6.5点)

この作品にどこまで求めるかと言うところがあるが、重要な所はボリューム性と長く遊べるという点ではかなり好印象+ソシャゲみたいに暇つぶしで遊べる点と中毒性は、ある意味現代人にあっている作品です。

個人的にこの作品に関してはあまり気にしてないが、反対にグラフィック面や演出、ストーリー、物理エンジン面の欠陥など、ちゃんとしたゲーム性を求めるとこの辺りのクオリティはお世辞にも高いとは言えず

以上の事を加味して点数を出すとしたら個人的な面白さと言う点では9点で、完全なゲーム性とクオリティを求めた上での点数なら6.5点かなと言う所です。やはり映像面やストーリー面は中々に致命傷感が拭えないので。

とは言っても自分的には既に200時間以上プレイしているのも事実なので、基本的に点数を付ける基準としてゲームのプレイ時間を基準にしており、2か月前後で100時間を超えれば、十分神ゲーの域だと考えています

・プレイ状況など

こちらが11月現在の状態で発売から2か月ちょい立った状態。

武器もあらかた集め終わり、エアレイダー以外は何とかINFでもギリギリ立ち回れるレベルまでアーマー強化が終わった段階。

プレイ時間は200時間ちょいと達成率は59%とほぼ全兵科のハードがほぼ終わって地球防衛軍シリーズの肝でもあるHDE~INFに取り掛かっている途中で、ちょこちょこクリア埋めしながらDLC待ちと言う感じ。

 

最期に、どうすれば10点満点の神ゲーになれたのか

長くなりましたが以上の点から個人的に考えるものでどうすれば今作品が10点満点の神ゲーになれたのかを考えるという事で以下のポイントを上げてみる

・カサ増しミッションの選別とループ回数減少+代わりにオリジナル部分のミッションの増加

・デジボク地球防衛軍の難易度による固定アーマー上昇システムの実装、武器も固定数入手でランダム選別。

・ミッション数は100前後でオンラインとのクリア状況は別々。

・物理エンジンの係数やグラフィック面の向上などの見直し。

・その他、DLCの追加ミッション+武器パックを2弾までではなく10弾くらいまで1~2年くらいかけて随時配信。

 

個人的に考える事として多分これくらいで、十分不満の無い神ゲーになると思われる。

アーマーの上昇量はオンとオフのクリア状況が別々になったことによる点と、自動上昇によるバランスの見直しで、かなり快適になると考え。

物理エンジンは言うまでもなく挙動が粗ぶらない方が良いとは思うが、面白要素の一つとして稀に起こるくらいならいいが、ある程度は改善してほしいと言う所。

ストーリー面は当然ながらオリジナルストーリーは多いほうが飽きられることも無く、ループも2回で十分に思える上に、最低3回×4兵種分=12周分×オンライン分(2週)までALLクリアをやる人にとっては5より少ない100ミッション前後の方が丁度いいと思われる。

最期に5つ目の項目でDLCを5~10弾くらいまで追加ミッションを増やす点として、上に上げてた点を改善できれば十分神ゲーになっているはずなので、ミッション数を全体的に抑えた代わりにDLCで補完するという事となり、定期的に追加&先のコンテンツがあると分かっていてボリュームがまだ増えると分かっていた方がモチベや長く遊ばれる作品になっていること間違いなしである。

これらの項目をすべてクリアできれば、僕が考えた最強の地球防衛軍6が完成すると思われます。希望があるとすれば地球防衛軍6.1みたいなのを発売して全部改善してくれればいいのだが、仮に企画があったとしても、何年後の話しになることやら。

以上で長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。

-レビュー, 地球防衛軍6

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