今回は2021/2/25に発売した牧場物語オリーブタウンと希望の大地のレビュー評価などプレイした感想などを紹介して行きます。
レビュー評価やプレイ感想など
とりあえずこの記事を書いた段階でプレイ時間は20時間ほどで1年目が終了したところ。
牧場物語シリーズは初プレイだが、インスパイアゲーとしてスターデューバレーはプレイ済みなので比較対象として上げています。
公式サイトや情報関連
・公式サイト https://www.bokumono.com/series/olive/
・公式PVなど
・公式Twitter https://twitter.com/bokumono_PR?s=20
・公式の牧場物語シリーズのブログサイト https://news-bokumono.marv.jp/
プラットフォームは今の所SwitchのみでパッケージとDL両用対応。牧場物語シリーズの25周年記念作品となっている。
DLCも公開されており、1か月おきに配信され第6弾まで公開されている。
面白かった所や良かった点など
・新要素のクラフトと精霊関連(コロポン)のシステムは良好
良好と言っておきながら過去作の牧場物語は未プレイですが、クラフト関連のシステムはクラフトゲーに慣れている自分や、世間の流れに乗っかった感がするが意外にも良好でゲームにも上手くかみ合っており、素材を集める楽しさや自由度が非常に高くなり面白くなっています。
また今作品のシステムでコロポンと言った生き物が登場しますがこれらのイベントをこなすと入手可能な恩恵や施設などもバリエーションがあり個人的には良好と感じました。
強いて言うならこれらの場所も一緒に開拓&アイテムの設置などできれば完璧でしたがレイアウトを弄れるのは牧場のみとなっているのが残念です。
・開拓&していく楽しさ
今作品は、似たようなクラフトゲーや牧場ゲーと比較しても、最初から広大な完成された地形を開拓していくのではなく、クッソ狭い面積の土地からスタートし、一定の条件を満たしていくと徐々に行ける場所+牧場の面積が広がっていく仕様なので、開拓すると成長していく楽しみを段階を踏んで実感できるのは良い所。
プレイに慣れるとダルイ仕様とも言えなくはないが、個人的には今作品の魅力として感じ取っておきました。
・セーブデータはたっぷりの10スロット
これは単純にそのままで、セーブデータが大量に作成できるのはこの手のクラフトゲー関連では非常に嬉しいという所、セーブデータごとに別々の牧場を目指したりプレイ方法を変えてみたりなど、周回プレイや繰り返しプレイ好きにはうれしい仕様。
・良くも悪くもスルメゲー
自分はスルメゲー大好きなので良い点として上げておきます。
最初は金だったり、土地、ツールなど最低ランクからスタートしますが、最高ランクまで突き詰めた状態で効率重視の作物配置突き詰めて、数日間で数十万など稼げたりしていくと、異常な楽しさになってヤバイとの一言です。
初回プレイの1年目に関しては新しい発見が非常に多いので知識的な開拓と言う意味でも非常に楽しめます。
気になった点など
・様々な点での配慮不足
結構上げだすと種類は多くなるが、主に気になったのは以下の通りだが、どれもアプデにより直せそうなものが多い。
・図鑑のアイテム納品単価表示なし(納品や効率単価など計算するときに攻略サイトを見ない場合は自分でメモを取らなければいけない)
これはそのままです、どうしても序盤と初見時はお金に困る&右も左も分からん状態で始めるので、売却時に値段は分かるが、売った後になってアイテムの単価が知りたくなった際に非常に困る仕様です。
図鑑に品質0の単価が全アイテムあれば一番いいのだがそれも無し。アプデに期待するか、攻略サイトを大人しく見るのが吉。
・クラフトメーカー使用時メニューから選択(ダイレクトに所持アイテムから使用できるようにしてほしかった)
効率プレイを始めると大量に置くことになるクラフトメーカー各種、これらを使用する際にメニューを開きわざわざアイテムを選択するのだが、この仕様が非常にだるい。
普通にツール系のように近づいて素材アイテムを使用して突っ込む仕様にはできなかったのかと疑問が残る。
・設置アイテムの制限、制約多数、クラフトメーカーの設置数制限から、家具は家の中にしか置けない、初期配置されている家具は移動不可、クラフトメーカーや収納箱などの外に配置するアイテムは家の中の設置不可、マイホーム移動不可など。
比較するようではあるがスターデューバレーではこの辺は完全にフリーダムになっておりレイアウトを気にする際や小屋やマイホームなどに全部の収納箱やクラフトメーカーをつっ込めたことに慣れているせいか、この点に関しては非常に窮屈さを感じました。
やり込むほど牧場がクラフトメーカー&アイテムボックスまみれになる仕様です。かといって使わなくなったクラフトメーカーなどは定期的に出し入れすると、それはそれで面倒と言ったところ。クラフトゲーと言えばクラフト作業場を作るのが定石みたいなところもあるので、これで牧場が埋まるのも考え所である。
・クラフトアイテムの作成一覧ソート不可。こちらはクラフト可能なアイテムは習得した順に並んでいき、ソート不可能。
一度見慣れてしまえばさほど困ることは無いが、せめて種類別などに自動ソートくらいにはしてほしい。アプデにより直せそうではあるが、今の所不明。
・処理能力の限界
自分は携帯モードのパッケージ版でプレイしていますが、これは結構致命傷な点で、やり込めばやり込むほどフレームレートの減少、ロード時間の増加(5~10秒ほど)、オブジェクトの読み込み時や破壊時に一瞬フリーズ(0.3~1秒ほど)などが目立つようになってくる。
主に大量にぶち込んだアイテムボックスの大量置き、処理の重い作物や動作のあるスプリンクラーなど大量設置した際などに頻発するようになる。
・地形は1種類のみ
この点はスターデューバレーと比較することになるが、牧場の基本初期レイアウトは1種類しかなく、セーブデータがせっかく10個もあるのだから、もう少し最初から始める楽しみ的な物が欲しかったと言う所。良い所でも言ってはいるものの別のレイアウトやプレイ方法を模索する楽しみはあるが、ぶつ森などのように地形のレイアウトの変更やランダム性も欲しかったと言う所。
裏を返せばセーブデータを8個も作る余裕があるんだったら上でも上げた他の処理やレイアウト系制限に容量を回してほしかったと言う所。
若干話がそれるが、新地形などのボリューム面で言えば今後のDLC次第と言ったところ、まあそれらのDLCの新シナリオ(恋愛候補パック)の土地などの開拓が出来るかは分からないが。
まとめや感想など
・今作品のイメージ
今作品をプレイして思ったのは、まず農業ゲーとして神ゲーだったスターデューバレーの仕様に非常に似ており、そもそもスターデューバレー自体が牧場物語とテラリアをインスパイアして作られたと開発陣が公言しており、言い方は悪くなるが牧場物語をパクられた後、スターデューバレーをパクり返した様な作品になっている。
主にスプリンクラーの実装やクラフト関連&ツール、スキルレベルなどはそれを匂わせるような仕上がりになって、これに新要素の精霊関連イベントを加えたシステムになっている。
・まとめ
面白さや気になった点に関しては上でも上げたように、開拓していき発展させていく楽しさがあり、ぶつ森のようなイラストが好きなのであれば楽しめる作品になっていますが、気になった点でも上げたやり込みをすればするほど、フレームレートの減少やロード時間、配置制限など細かい配慮に若干違和感と窮屈さは感じる作品です(効率プレイ時は特に)
スプリンクラーの実装は神ですが、スターデューバレーのように家の中や小屋の中に収納箱やクラフトメーカーなど配置できればさらに完璧だったが、効率プレイにこだわらないで普通にバランスよくプレイしていればかなり良ゲーです。
また個人的趣向になりますが、キャラメイキングと町長の質問の際に性別を逆転させることもできるので、同性との結婚も可能。
・一言で言うなら
スターデューバレーとぶつ森のハイブリット作品だが残念な点も多い良ゲー。
まあそれでも今の所は普通に遊べていますし、処理落ちフリーズに怯えながらも効率変態プレイをしつつも、面白いかと言われたら普通に面白いです。
・点数を付けるなら今の所は7点と言ったところ、気になった点などの修正などが入ればスターデューバレーに並ぶ神ゲーになる可能性は十分に秘めていますが、DLCも含め今の所様子見と言った感じ、まだエキスパンションパスも未購入。