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クラシックダンジョン戦国 レビュー

[クラシックダンジョン戦国]レビュー・評価、最終パッチかsteam版基準、X2とは真逆のバランス崩壊を突き詰めて楽しむ作品。

投稿日:2020-01-14 更新日:

今回は日本一ソフトウェアから発売した2016年5月26日に発売したのクラシックダンジョン戦国のレビューで、最終パッチ適用後のVita版かsteam版基準の評価を紹介します。

また炎上や初期パッチから最終パッチまでの不具合+修正された物に関しては少々触れていますが、あくまで最終パッチ&steam版を基準にしたレビューです。

 

クラシックダンジョン戦国のレビュー・評価。最終パッチ適用またはsteam版基準

どんなゲームか

日本一ソフトウェアからPSPで発売したクラシックダンジョンX2の後継作品となっており、良くも悪くもX2のリメイク作品の様な新作

主に魔装陣と家臣を使用した独自の成長システムと職業を組み合わせたハクスラゲーで、おえかき機能による自キャラをドット絵で好きなように書くことができる点が魅力な作品となっており、ジャンルはアクションRPG。

・公式PV

・公式サイト https://nippon1.jp/consumer/classicdungeon_sengoku/(音量が出るので注意)

またコラボコンテンツのDLや追加パッチの詳細が知りたい場合も公式サイトへどうぞ。

 

良かった点

・ハクスラ要素は非常に高くやり込み度も高い。最強装備を求めると数百時間はかかる

この作品やX2が面白い要因としてこれに当たりますが、最強の称号付きの装備品やアーティファクトを求めると1つ拾うだけで数十時間は平気で消費します

これらのアーティファクトや魔装陣を組み合わせると途方もない時間を消費する超やり込みゲーになっています。

 

ゲーム開始からゲームクリアまでにワイド1個拾えるかと言うくらい確率が低く(稼ぎプレイ無しの場合)ワイド以上に低いドロップ率の物も多く、一定の基準を超えないと入手できないものもある

 

・おまけ要素や寄り道、建城システムにより初心者向きになった。

X2の時には無かったサブクエスト、築城システムやEXダンジョンや固定家臣、鍛冶屋の緩和、最強装備の入手難易度の緩和だったりと、X2と比べると初心者向きになっています。

これはバランス崩壊と言う意見も多数あり賛否両論ですが、個人的には良い点として受け止めてます

 

・おえかき機能によるカスタマイズは無限大。

2Dのドット絵を描くのが得意な人はこれだけで遊べるくらいには楽しいです。キャラと武器を自由に書いたキャラは愛着が持てますが、慣れてないと1キャラ十時間前後は余裕で潰れてしまいます。完成したときの達成感はかなりありますが。

自分はX2の時に1キャラ作るのに15時間くらいかけて作った記憶があります。

交換用のコラボキャラデータはX2の時と同様に公式サイトから配られており、これらのキャラを使うだけでも楽しめます。おえかきが苦手な人向け。

また現在はTwitterによるおえかきデータの交換は出来なくなっています(Twitterの更新が原因により)画像データを交換用データとして返還は可能なので交換は一応可能。

 

気になった点

・基本はX2のデータがそのまま。

主に過去作のX2をプレイしていた人は被害甚大

完全新作を期待していた当時のプレイヤーは自分も含めこれに期待をざっくりとやられました、魔装陣や装備データ、アーティファクト、武将の種類や内部データや習得技、タイミング、成長値はほぼ全てX2で存在していたものに名前やグラフィックを変えた物になります。

使いまわしと言われればそれまでだが、自分はX2と同じものがVitaでできるならいいかなと言うリメイク作品という気持ちで受け入れました。初めてこのシリーズ作品を触る人には全く関係のない話ですし。

 

・ややバランス崩壊要素あり。

これもよく言われている要素ですが、いい点でも上げてはいますが逆を返せば初心者向きになったという見方もできます、おもに序盤で入手可能な村正や星屑の杖、建城システムなどが筆頭ですが、崩壊の真髄はクリア後にあり。

クリア後に関してはこれに加えさらに拍車がかかり、鍛冶屋+クリア後ダンジョンによる組み合わせで崩壊要素が進行と共に加速していきますが、これを視野に入れてもやり込み要素は高いです。少なくとも自分は累計150時間は遊んでいます。

おもにピンポイントで上げるとしたらダイソウジョウ狩りがいけない要素。

 

その他、最終パッチ(Ver1.5)やsteam版に関して

・バグ要素に関して

初期パッチから言われてた大量のバグ要素ですが、最終パッチ以降は普通にプレイする分には気にならない程度まで改善しました。Ver1.5の最終段階で9割ほど不具合は解消されており、残ったものは仕様だったり開発側の意図と言うことで収まっています。

・追加ダンジョンについて

最終パッチ適用後は名声による追加ダンジョンや制限縛りダンジョンなどが増えています。要望や称号&築城効果が強すぎるという意図から追加されたやり込み用ダンジョン。

・ムージョン、築城+称号効果が無効のダンジョン、99Fまで

・闘技場、難易度は2種類存在し、ボスと連戦するダンジョン、99Fまで。後半はアンデット対策が無いと進めなくなってくる。

・フロジョン、築城+称号効果が無効のダンジョンでフーロンとイモータルのみ出現、MAP固定。

・デスジョンヘルモード、築城、称号効果無効のデスジョン。デスジョン同様10Fまで

 

 

まとめと感想

今回何でこの作品のレビューをしたかと言うと2019年に発売したラピスリアビスをプレイして再び日本一ソフトウェアの作品を遊んでみようと思ってクラシックダンジョン戦国を引っ張り出してプレイしてみて思ったことを、改めて紹介しました。

2020年1月には日本一ソフトウェアからボイドテラリウムの発売も控えているので復習ついでにプレイして記事にしてみました。

・発売当時から現在まで

発売当時はそれはもう悪名+炎上事件を得て糞ゲーのレッテルを見事に張られた今作品ですが、未だにネットを検索するとザクザクと出て来る、発売当時の傷跡が未だに垣間見えています。

自分は発売当時のデータと2年後に遊んだデータの2つがありますが両方とも70時間を超えています、累計100時間以上はプレイしているので個人的には神ゲーとは言いませんがかなりの良ゲーと認識。点数を付けるなら9点と言ったところ。

もちろんX2も200時間以上プレイしてますし、データの使い回しなどは致命的ですが、ゲーム単品で見たら十分面白い作品となっています。

 

・やり込み要素

バランス崩壊要素を視野に入れても数10時間以上は使わないと入手できないような称号や装備品もあり、X2までは行かなくとも百時間以上は遊べるゲームです。名前を上げると☆オクや☆ケイ、かみ、まほう2倍、3倍、最強装備は数千レベル以上の敵を倒し一定の基準を超えて超低確率で入手不可能。これらのアイテムを一つ持っているだけでもかなり珍しい超レアです。

X2の時はこれらのアイテムはデータ上には存在するものの出ないんじゃないかと言われるくらいドロップ率が低すぎて数百時間プレイしても持っていないのは当たり前なドロップ率でした。

またクリアまでに必要な攻撃力と防御力は200~400程度ですが、組み合わせを考えてやり込むと10000以上まで成長したり、敵のレベルが9999になったりと異次元なやり込み度も魅力になっています。

・プラットフォームについて

発売から数年後にsteam版でもX2と1と共に戦国も発売しておりそちらの方は最初からバグ関連は無いのでそこそこ好評の模様。steamの環境があるならこちらがおすすめです。Vita版も今ならかなり中古を安価で入手できるのでお好みでと言ったところ。

 

-クラシックダンジョン戦国, レビュー

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